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高齢者てんかんの原因は何?

高齢者てんかんの原因は脳卒中が30~40%と最も多く、次いでアルツハイマー病などの神経変性疾患(脳内の様々な場所で神経細胞が死んでしまう病気)や頭部の外傷、脳腫瘍などが挙げられます。しかし、全体の25~40%は原因不明とされています。

高齢者てんかんの原因(標準的神経治療:高齢者てんかんより)

高齢者てんかんの原因

原因がわかっている症候性てんかん(神経変性疾患を除く)

脳血管障害(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞)、頭部外傷、脳腫瘍(転移性脳腫瘍、神経膠腫)、その他(脳炎、脳症など)が原因で大脳に傷がついたり、腫瘍や出血が原因で脳が圧迫されることで、てんかんが起こる可能性があります。特に、発作の起こりやすい場所に傷がつくとてんかんが発病する可能性が高くなります。また、傷や圧迫などの場所や大きさ・種類などによって発作の種類は異なります。
脳梗塞や脳出血を起こした場合、65歳以上の人が将来的にてんかんを起こす危険性は、大きな障害でなくても50~75%と大変高くなります。これは、今後の高齢化社会を考えるととても大きな問題です。

神経変性疾患(アルツハイマー病など)

アルツハイマー病は、大脳の側頭葉の内側にある「海馬」というところから神経の変性が起こることが多いといわれています。海馬はてんかんとのつながりが深い脳の部分で、ここを起点とするてんかんは側頭葉てんかんとしてあらわれます。したがって、アルツハイマー病の人が起こすてんかんは、側頭葉てんかんが多いといわれています。

原因不明の特発性てんかん

CTやMRI検査などで大脳に異常がみられないにもかかわらず起こるてんかんもあります。このようなてんかんは、特発性てんかんと呼ばれます。その多くは、一度治っていたてんかんが再発したものが多く、全般てんかんの発作型を示します。