てんかんinfo

てんかんを知りたいあなたのために

てんかんとは

高齢者てんかんの治療の特徴は何?

1)抗てんかん薬の効果が高い

高齢者てんかんの治療も抗てんかん薬が中心で、一般的なてんかん治療と同じですが、高齢者てんかんは抗てんかん薬による治療効果が高く、少ない量でも効果があることが知られています。また、抗てんかん薬による治療を長期間続けても、治療効果が落ちることは少ないとされています。 一方、高齢者は副作用を起こす可能性が高いため、抗てんかん薬を飲み始める場合には少ない量から徐々に増やしていくことが非常に大切です。また、抗てんかん薬を選ぶときには、てんかん発作の種類だけでなく、合併する病気やその病気のために飲んでいる薬(併用薬)との兼ね合いを考慮して、副作用が少なく、併用薬との相性の悪くない抗てんかん薬を選ぶことも重要です。

2)高齢者は初回発作後の再発率が高い

一般的に、最初の発作では抗てんかん薬を飲み始めることはしないとされていますが、高齢者の場合、脳波でてんかん波がみられたり、原因と考えられる脳の病変が見つかった場合には、最初の発作後から治療を始めることもあります。

3)併用薬との薬剤相互作用に注意

高齢者のてんかん患者さんは脳卒中が多いことや、その他の病気を合併して薬を飲んでいることが多いため、抗てんかん薬との飲み合わせに注意する必要があります。

4)合併症で注意が必要な病気はありますか?

腎機能障害や肝機能障害を合併する高齢者では、抗てんかん薬によって効果が強く出ることもあり注意が必要です。また、高齢者のてんかん患者さんに抗てんかん薬を選ぶ際には、内科の病気がない患者さんと内科の病気を合併している患者さんとでは別々に薬を選ぶように勧められています。