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てんかんとは

てんかんに特有の合併症は?

てんかん患者さんに特有の合併症は、原因によって以下の3つに分けられます。

てんかんの原因である脳の障害による症状

脳の障害のある部位により、運動の障害、知的障害、言語障害がみられることがあります。特に、症候性全般てんかんには知的障害を認めることがありますが、それは脳の障害のためにてんかん発作と知的障害が起こっていると考えることができます。一方、特発性てんかんでは一般的に知的障害を認めません。

発作に直接関係した症状(精神症状)

発作が起こる前に怒りっぽくなるなどの症状や、発作の症状として精神症状があらわれることがあります。精神症状の多くは複雑部分発作の際にみられます。さらに、発作後に不安感や興奮状態などがみられることもあります。

てんかんに関連した精神症状

意識障害 意識が変わる(意識変容)、もうろうとする、意識が混濁する
感情障害 不機嫌になる、怒りっぽくなる
性格変化 まわりくどくなる(迂遠、冗漫)、しつこくなる(粘着性)
精神病様状態 幻覚がみえる、妄想てきになる
行動異常 無意味な動作を繰り返す(自動症)、異常な行動、暴力的、犯罪

てんかんであることによる二次的な症状

多くの患者さんは心理的な負担、あるいは社会生活で問題を抱えており、それらに基づく不安、絶望、消極、孤立、逡巡、敏感、防衛、不幸せ感などから、うつ病などの精神的な問題を引き起こす可能性があります。

発作と直接関連しない症状(性格的特徴)

発作とは直接関連しませんが、てんかん患者さんに多い性格的特徴として、粘着性が高い、物にこだわりやすい、回りくどい話し方をする、などがあげられています。これは、発作を繰り返すことで脳に影響した結果と考えられています。しかし、最近は早い段階から治療を始めるので、このような性格はほとんど見られなくなりました。

てんかんの性格の特徴

  • 話題の流動性が乏しく、遅くなる
  • まわりくどい話し方をする
  • 几帳面で細かなことに固執する
  • 融通が利かなくなる
  • ささいなことで怒り出す