てんかんinfo

てんかんを知りたいあなたのために

てんかんとは

育児

1)出産後の注意

出産後に抗てんかん薬の血中濃度が増加する人が見られます。そのような場合には抗てんかん薬の飲む量を調整する事がありますので、抗てんかん薬の血中濃度測定が大切になります。また出産後は育児のため母親が睡眠不足に陥りやすく、それが発作の悪化を招く事もあり、家族の協力が大切になります。
母子の安全のため、母親の睡眠不足を避け、授乳や着替えは床で行い、一人で子供をお風呂に入れない、階段はできるだけ避けるなど、日常生活に一層気を付けましょう。

2)授乳について

子供を出産した多くの女性は母乳で育てたいと考えるのが一般的ですが、抗てんかん薬を服用していると、子供への影響も気になります。
抗てんかん薬の種類によっては、母乳を通して子供に薬が移行することがあるため、抗てんかん薬を服用している場合には赤ちゃんの様子(哺乳力の低下・眠りすぎなど)に注意が必要な場合もあります。主治医はこれらの事も考慮しますので、主治医とよく相談して下さい。

3)睡眠不足に注意

てんかんのある方にとって、睡眠は大切ですが、育児中の母親としてはどうしても睡眠不足を避けられないこともあります。
赤ちゃんには昼夜の区別なく手がかかりますし、子供が寝たときにしかできない家事もあるからです。睡眠不足の状態では、子供を抱いているときに発作を起こして、子供に怪我をさせてしまうことも考えられます。自分ひとりで育児を抱えこまず、パートナーやご家族に状況を十分に理解して頂いて、分担して手伝ってもらうことも良いでしょう。
自分のためにではなく、子供のために、抗てんかん薬の規則正しい服用と睡眠を上手にとるよう心がけましょう。