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第3回 手帳サービスについて精神障害者保健福祉手帳

監修:駿河台日本大学病院 精神保健福祉士 古屋 克己 先生

障害者手帳にはいろんな種類があるそうですが、それぞれどういうサービスを受けることができるのか教えてください。

現在、障害者手帳には、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の3種類あり、それぞれの手帳で受けられるサービスの内容は異なります。てんかんの方は精神障害者保健福祉手帳を申請することができますが、ほかの2つの手帳に比べて、メリットが少ないという問題があります。

精神障害者保健福祉手帳(1~3級)

対象精神の病気があり、長期にわたり日常生活または社会生活への制約(生活障害)がある人が対象です(軽度の神経症や心身症など一部の病気や、精神科の治療対象にならない人格障害、知的障害などを除きます)。年齢による制限や在宅・入院の区別はありませんが、病院に初めてかかった日(初診)から6カ月以上たった日から申請できます。
サービス内容下表に示すような各種のサービスを受けることができます。また、民間事業者では、携帯電話料金や映画館の入場料金の割引や、コミュニティバスの割引サービスを受けられることもあります。
申請先お住まいの市区町村の担当窓口に申請してください。
身体障害者手帳療育手帳精神障害者
保健福祉手帳
国の福祉制度
生活保護
特別児童扶養手当
心身扶養保険制度
国関連の福祉施策
税制上の優遇措置
交通運賃割引
※JR、航空、有料道路等
×
NHK放送受信料割引
公営住宅優先入居
駐車禁止規制除外
低料第三郵便物
地方自治体の施策
自動車税の減免
重度心身障害者医療費補助×
福祉タクシー利用料
バス運賃割引
公共施設の利用料
生活福祉資金貸付制度

○:サービスを受けられる
△:サービスの一部を受けられる / 自治体によって異なる
×:サービスが受けられない

詳しいことについては、かかりつけの医療機関の精神保健福祉士や医療福祉相談室、または保健所の保健師におたずねください。