子どもとのかかわり方
子どもはそれぞれのペースで成長します。できないことや苦手なことに目がいきがちですが、それだけではなく、上手にできていること、がんばったことなど、子どものさまざまな面に目を向けてみてください。治療や発作に気を付けつつ、子どもの「やってみたい」「やってみよう」の気持ちを大切にしてあげましょう。そのためには、親御さんの息抜きも必要です。気分転換や息抜きをしながら、ストレスをためない子育てが大切です。
子どものさまざまな面に目を向ける
発作があるからといって行動を制限しすぎると、経験が不足するというだけではなく、「できない子」という印象を子ども自身が持ってしまうかもしれません。子どもの「やってみたい」「やってみよう」と思うことを応援し、生活の中で困っていることや気になること、上手にできたこと、感心することなど、さまざまな面に目を向けることが大切です。
子どものさまざまな面に目を向けてかかわりを
うまくできたとき |
結果もプロセスもほめてあげましょう。 |
---|---|
嬉しいニュース |
子どもと一緒に喜びましょう。 |
性格的な強み |
気質や性格に目を向けましょう。弱みや悪い面などに目がいきがちですが、一見「弱み」と思われる部分の背景にある「強み」に目を向けてかかわりましょう。 |
失敗したとき |
失敗したとき、一番落ち込むのは本人です。つらい気持ちにも共感することが大切です。失敗は誰にでもあります。うまくいかない気持ちをそのまま受け止めてみましょう。 |
困りごと |
困っていることがあったら、どんなことに困っているかを聞いてみましょう。どうやったら解決できるか、子どもやまわりの人、時には主治医や学校の先生とも一緒に考えることが大切です。 |
息抜きや気分転換も大切
子どものさまざまな面に目を向けるためには、こころの余裕が必要です。ひとりですべてのことをやろうと思わず、色々なことを家族やまわりの人に相談したり分担したりすることが大切です。時には、子育ての先輩に体験談を聞いたり、主治医に相談するのもよいでしょう。
息抜きや気分転換も大切です。がんばっている自分をほめてあげてください。ほっと一息ついて、肩の力を抜く時間も大切です。
関連コンテンツ
医師に相談していますか?
症状や気になること
診察前にチェック 診察を受ける際のポイント