Q.

子どもに病気(てんかん)のことを伝えるのが不安です。

A.

子ども自身が理解し、治療に前向きに取り組めるようにすることが重要です

子どもの年齢や理解力に応じて説明しましょう。子ども自身が病気を理解し、治療に前向きに取り組めるようにコミュニケーションを図ることが重要です。

  • 一度に全てを話すのではなく、治療の必要性や薬の飲み方など、そのたびごとに説明する。
  • 学校や日常生活での注意事項や将来のことなどを一緒に考え、話し合う。
  • 子どもの自己肯定感を大切にし、子どもの様々な面に目を向ける。
  • 規則正しい生活リズムを守り十分な睡眠を確保し、息抜きや気分転換にも配慮してストレスを溜めな
      い。
  • 家庭・病院・学校で連携して、子どもの発達や心理面も含めた包括的なサポートを行う。
  • 子どもが感じた異変や症状をよく聴き取ったり観察して、主治医と相談することで早期診断や適切な治 
      療を受けられるように心がける。
  • 親だけで何とかしようとするのではなく、主治医から子どもに話してもらうなど、主治医の協力を得
      る。
  • これらに配慮し、子どもにてんかんについて分かりやすく伝えることが大切です。
    詳細については本WEBページの“てんかんを持っている子どもの保護者とのつながり”をご参照ください。

    関連ページ
    日常生活と支援制度 > 園・学校の先生へ|保護者とのつながり

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    よくあるご質問監修

    大阪大学大学院 連合小児発達学研究科 教授 下野 九理子 先生