「てんかんかも」と思ったら
「てんかんかも」と思うような症状があったときは、早めに医師の診察を受けてください。まずは、かかりつけ医に相談してください。自院ではできない検査が必要な場合、より大きな病院に依頼してくれます。かかりつけ医がいない場合は、子どもは小児科や小児神経科、大人は脳神経内科や脳神経外科などを受診してください。
てんかんの診断には発作が起こったときの症状や状況を医師に伝えることが大切です。「発作がいつ起こったのか」、「どういったことで発作に気付いたのか」、「けいれんがあったか」、「体のどこからけいれんが始まってどのように広がっていったか」、「意識は保たれていたか」、「発作はどのくらい続いたか」など、時系列に沿った情報が大切です。自覚症状や目撃した様子をできるだけ正確に、ありのまま伝えてください。携帯電話やスマートフォン、デジタルカメラなどで、発作の様子を撮影し、診察時に持参することも診断の助けとなります。
また、診察では、家族に熱性けいれんやてんかんがなかったか、妊娠中や周産期に異常はなかったか、首のすわりやハイハイなど運動発達や言葉の発達の様子、手先の器用さや利き手なども質問されます。
医師はこれらの情報と診察所見を参考にして、どのような検査をするかを考えます。脳波検査やMRI以外に、てんかんとよく似た病気を除外するために、血液検査や循環器の検査などを行う場合もあります。
診察では、医師の説明をよく聞き、わかりにくい部分は質問して、納得することが大切です。
「てんかんかも」と思ったら
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子ども:小児科、小児神経科
大人:脳神経内科、脳神経外科など
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