園や学校とのつながり

子どもは、家庭や学校、社会とのつながりの中で成長します。子どもの成長には多くの人やさまざまな要素がかかわっています。安全で充実した園生活や学校生活を送るために、家庭、園・学校、主治医の連携が大切です。子どもは日々成長し、発達や病気の状態は変化していきます。家庭と園や学校がコミュニケーションをとり、子どもの状態やかかわり方など共有し、一緒に考え、子どもにとってよりよい環境をつくっていくことが大切です。

学校行事での対応についての手紙文例

宿泊研修や校外研修の際にお願いしたいことを伝える手紙文例です。

監修:桃山学院教育大学教育学部 教授
大阪大学 名誉教授
永井 利三郎 先生

発作の記録用紙

発作の記録用紙です。
園・学校に記録をお願いするときにご活用ください。

監修:桃山学院教育大学教育学部 教授
大阪大学 名誉教授
永井 利三郎 先生

1)自分で服薬ができるが管理が難しい場合

園や学校にいる間に服薬が必要で、自己管理が難しい場合、声がけや服薬を見守るなどの依頼をします。飲み忘れや持参忘れなど、お薬を飲めなかった場合にどうするかは主治医に意見をもらい、事前に学校に伝えておくことが大切です。

2)自分で服薬ができない場合

自分で服薬ができず、園や学校に服薬を依頼する場合は、主治医からの服薬の内容と園や学校での服薬が必要な旨を記載した依頼状と、保護者の方の同意書が必要です。

3)臨時薬の投与

発作が起きた後や発作が群発する際に、臨時薬が必要な場合があります。主治医から文書による指示など、必要な条件を満たせば、教員が投与することが可能となっています。投与のタイミングや使用量についての指示書を主治医にもらい、事前に園や学校に提出しておくことが必要です。

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