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てんかんとは

小児てんかんで合併することの多い病気は?

てんかんには精神的な合併症を伴うことがあります。また、てんかんに多い性格もあります(『てんかんとは』の「てんかんに特有の合併症」参照)。通常は、適切な治療をすることで、新たに合併症を起こすことは少ないと考えられています。ここでは、特に小児に問題となる合併症を説明します。

1)発達障害

てんかんと発達障害が合併する場合、多くは知的障害を伴っています。

2)重症心身障害

重度の身体障害と重度の知的障害を併せ持つ重症心身障害はおよそ30~60%にてんかんを合併し、特にほぼ寝たきり状態の重度障害者ではおよそ80%まで増加するとされています。

3)認知機能障害

認知機能とは、いろいろな情報を知覚し、判断し、記憶する情報処理の機能のことで、対人関係を築くこと、計算をすること、計画を立てること、文章を理解すること、ものを考えることなどに関係してきます。特に小児期には認知機能の基礎的な機能が急速に発達しますので、この時期に発作が頻繁に起こると認知機能の発達に影響する可能性があります。また、脳の外傷などによりてんかんが発病した場合には、てんかんとは関係なく、脳のキズが認知機能障害を起こすこともあります。さらに、抗てんかん薬が眠気などを起こし、昼間に十分な活動ができないことで、それが脳の発達に影響する場合もあります。生活の上で気になることがある場合には、早めに主治医に相談して、早めに対処することで、認知機能の発達に悪い影響を与えないことが大切です。