てんかんinfo

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てんかんとは

葉酸の補充について

葉酸はビタミンB群のひとつで、ホウレン草などの緑黄色野菜や豆類に多く含まれています。妊娠するとほとんどのビタミンを多く摂取する必要がありますが、特に葉酸は不可欠です。厚生労働省では、障害の1つである神経管閉鎖障害のリスクを低減させるために、妊娠を計画している女性は葉酸を摂取するよう呼びかけています。

妊娠を考えている方には日頃から栄養バランスなどに気を付けるとともに、特に葉酸を含有している食品の摂取をおすすめします。また抗てんかん薬には、体内の葉酸を減少させるものがあるため、抗てんかん薬のガイドラインでも、一定量の葉酸を処方するよう奨めています。 そのため、妊娠中には葉酸の血中濃度を測定したり、必要に応じて葉酸を処方することがあります。
抗てんかん薬を飲んでいる、いないに関わらず、妊娠を考えている女性すべてに対して、少なくとも妊娠3ヵ月前から葉酸をとることが推奨されます。葉酸は処方薬の他、サプリメントとしてドラッグストアでも購入可能です。

ちなみにてんかんの治療ガイドライン(2010)により推奨されている補充量は妊娠前で1日0.4mg、妊娠時で0.6mg、授乳期で0.5mgです。葉酸の量は神経管閉鎖障害の赤ちゃんを妊娠したことがある女性や、服薬している抗てんかん薬の種類によっては増やすことがあります。葉酸については主治医の先生もしくは産婦人科の先生の指示に従うと良いでしょう。

EURAP(ユーラップ)について

EURAP(European Register of Antiepileptic Drugs and Pregnancy)とは抗てんかん薬と子供に起こる障害の発現の関連を検討するために設立された、ヨーロッパを中心とした研究グループです。現在、参加国はアジア、 オーストラリア、南アメリカなど41ヵ国に及び、日本は2001年から参加しています。
その調査に協力している医師は、

  • 「抗てんかん薬を服用している女性が妊娠したとき」
  • 「妊娠経過(24週、28週の時点)」
  • 「生まれた赤ちゃんの状態」
  • 「生後1年での状態」

についてアンケートに答えます。集められたデータは定期的に公表され、妊娠を望む患者さんに抗てんかん薬を処方する際に役立てられています。
興味のある方は、下記にアクセスしてみてください。
http://plaza.umin.ac.jp/~eurap-jp/index.html