てんかんinfo

てんかんを知りたいあなたのために

よくあるご質問

発作について

寝るときだけに起こる発作って?

人によって、睡眠中にだけ発作を起こす人と、目覚めているときにだけ発作を起こす人、睡眠中も覚醒中もともに発作を起こす人がいます。
寝ているときの発作は寝ぼけていると間違われたり、てんかん以外の病気と判断されたりすることがあります。

覚醒時大発作てんかん

特発性全般てんかんのうちの1つで、主に10代に発病し、全般性強直間代発作が起こります。覚醒型(34%)、睡眠型(45%)、混合型(21%)があり、年齢とともにこの型が変化することがあります。

ゲームをやっているときに発作が起こりやすいのですが

長時間にわたって集中や緊張をした後にその緊張が解けると発作が起こりやすくなることがあります。ゲームは長時間夢中で続けることが多く、発作が起こりやすくなると考えられます。
また、縞模様、チラチラする光、赤色の刺激などで発作が誘発される「光過敏性てんかん」による発作が約4%の人に見られます。もし、これまでに視覚刺激で発作を起こしたことがあればゲームは望ましくありません。もしゲームが止められない場合は、抗てんかん薬を規則的に服用したうえで、画面は小さいほうが望ましく(できれば12インチ以下)、部屋を明るくし、画面から2m以上離れ、長時間のプレイは避けるようにしましょう。また、視覚刺激をやわらげる青色のサングラスをかけてゲームをする等、刺激を弱めることが必要でしょう。

アルコールを飲んでもいいでしょうか?

基本的にはてんかん患者さんの過度の飲食は好ましくありませんが、アルコールがてんかんに悪い、という科学的根拠はありません。アルコールによって発作が引き起こされることは少なくありませんが、その場合は睡眠不足や不規則な抗てんかん薬の服用などとアルコールが複合的に関係していることが多いです。ただ、適量のアルコールは心身をリラックスさせますが、飲みすぎると睡眠時間が短くなり、脳に対して好ましくありませんので、飲みすぎは控えましょう。

てんかんが起こる前兆はどんなものがありますか?

てんかんの前兆とは「発作の起こり始めに自覚する症状」を意味します。したがって、前兆とは発作の初期症状と考えることもでき、どのような前兆が起こるかによって発作の起こる部位を特定する大切なサインとなります。そのため、その人の前兆症状はいつも同じ症状であることが多いです。

主な前兆症状

身体感覚症状
手足がピリピリする、感覚がなくなる、電気が走る、手足が動かせない、手足が熱い、冷たいなど、さまざまな感覚が起こります。
視覚症状
点や星型、線や円形など、いろいろな形が見える、それも白黒であったり、色付きであったりします。
聴覚症状
ブンブン、カンカンいう、機械の音がする、といった単純な音から、人の声が聞こえる、といった複雑な内容のこともあります。

この他にめまいなどの身体動揺感、焦げくさい匂い、硫黄の匂いなどの嗅覚症状、苦い、甘い、酸っぱい味がするなどの味覚症状、胃腸がゴロゴロするという体や内臓の感覚異常の他に頭痛、不安感、恐怖感、胸がドキドキする、脈が速くなるなどのいろいろな症状が起こります。
ただ、発作の起こるかなり前(1時間前、半日あるいは数日前)から“イライラ”“怒りっぽさ”“めまい”“頭痛”などの前駆症状が起こることがあります。そのため、「○○といった症状があると、そのうちに発作が起こる」と家族やまわりの方が言ったり、患者さん自身も「自分で発作が起こるのがわかる」ということがあります。しかし、言葉の定義からするとこれらは前駆症状というべきであって、前兆とは言いません。